木と金属と石油

二次元系とか楽器とか、昔に取り残された今世代のボヤキ。

支えてるって言うけどさ、それ、持続可能?

あー…どうもお久しぶりです。いやもう一年放置ですよすみません。スマホのメモ帳にぽちぽち書いてみたりしたもののうまくいかず…ずるずるとこんな感じに。そんな間にもまぁエロ要素を公におっ広げて問題になる、という話には事欠かず。いつになったら常識破りと非常識の区別がつくようになるのかな…本当に、と思います。

 

そんなこんなで本題。まぁ発端一応今も話題に上がるラブライブ!とJAなんすんがコラボレーションして売り出したみかんの話です。もう2年前ですかね。とはいえTwitterをプラプラしてればあの時のまま、いやもっと拗らせたオタクたちを今もいっぱい目にするわけですけれど。いやぁ、このコロナ禍でもそのスタンスでいれるとは上客のオタクさんたちはちがいますなぁ。僕は反吐が出ます。

 

いえね、別に話題になったスカートの皺の表現が公共の場に出すのに適切か否かっていう点について書きたいじゃないんですよ。別にその皺が今でも適切だと思ってるなら僕の考えとはともかく主張すればいいんじゃないですかね。僕は批判しますけど。まぁでも一旦それは横に置いて、教えちゃくれませんかね。そのスカートの皺表現にこだわってら貴方に訊きたいんですけどね、

 

「スカートの皺見てんの?それともみかん見てるの?」

 

って。

あ、伝わりづらいですかね。丁寧に書きますね。

 

スカートの皺表現へのこだわりは結構。でもね、コラボの商品について、中身の商品そっちのけでパッケージのスカートの皺について皺の正当性を声高に訴える貴方は、その商品なんか知ったこっちゃねえけどラブライブ!のコラボだから買った、って言ってるのに等しい。それは生産者を馬鹿にしてるにも程があるぞ。

 

って事です。

 

主体は果物でしょ?この場合は。そこの生産地の果物だから買うんじゃないの?あ、違う、好きな萌絵がパッケージにあるから、ふーんですよ。

 

嫌味が過ぎましたかね。

でもね、思うんですよ。どう考えてもね、そんなところスカートの皺がある事にこだわって、それがなきゃダメなんだってな事を言ってるのを見てね、思うんですよ。

 

生産者の顔なんか見てねえな。

俺が生産者だったらやだな、それ。

 

ってね。

 

まあでも農家でもないくせにうっせえよ、と思われるんでしょうね。まあいいですけど。でも、少し考えてみてくださいよそういった一部コラボ商品、次世代にどうやってつなぐんですか?

 

新しく若いオタク引き込むのが一番かもしれませんけどね。

 

でも今ですら商品が「コラボだから」を隠さない、いや、もっと直接的に言いますが、商品そのものをそっちのけでスカートの皺がないとダメなんだと語りだす連中が連れてくる「次世代」を「お客様」として「おもてなし」しろってんですかね?

 

馬鹿にするのもほどほどにしろ。まあ、大元の件でも箱はバストアップだったなぁそぉいや。

 

ちょっと考えればわかると思うんですけどね。普段からニワカかそうでないかは区別できる、とか、オタク文化へのリスペクトって言ってるんだしさ。コラボ商品であってもオタクが買い支えてくれてるからオタクに合わせるのが正しいなんて思ってる(行動に出てるけどね)なら、そりゃ出す側への敬意が足りてないよ。ま、「リスペクト」「敬意」のニュアンスの違い・・・伝わんないだろうなぁ。

 

実はここでこの文章止めようかな・・・と結構思うんだけど、ふぅ。

 

もう完全に忘れられてると思うんですけれど、みかんの件とは全く別でね、Twitterでネタにして遊ばれてた「じまんこコンクール」の話を覚えてますかね。

 

このJAはJA秋田ふるさとなんですけれど。まあ、JAなんすんの件と騒いでた層が完全にかぶるわけではないけれども。Twitterでネタにされてたし、やってることはかぶるんだよね。

 

ちゃかすなよ。ほんとに。同時にああいった企画が誰に一番向けて行われてるのか考えろと。

 

子供たちだよ。地域内外の差はあれど、生産者と消費者の交流とそこにいる子供という次世代に引き継ぐ為にあるんだよ。双方で信頼関係を築くからこそ持続可能になっていくんだよ。少なくともそういったJAの人たちは今コラボで注目されていたとしても、コラボ、なんて言われるようになる前からそういった信頼関係を築く努力をしてきているよ。

 

オタクが支えてる、とか単なる幻想だから。

 

ちなみにJA秋田ふるさとの商品ラベルは「釣りキチ三平」なんだよな。それらを選んで買う消費者にとっての釣りキチ三平は、「ラベルに釣りキチ三平がいるから買う」じゃなくて、「釣りキチ三平ラベルはJA秋田ふるさとだから買う」って意味になるね。

 

そんなわけで、僕はオタクだけど・・・仮に販促等について訊かれても~作品とコラボしてオタクに呼びかけましょう!とは言わないね。恥ずかしいよ。

 

ふう、コラボついでにもう一つ書いとこうかな。

 

所謂アニメの聖地巡礼も、コラボの農作物を購入するのも、その場所の人たちの仕事なり生活そのものなりの生活基盤に触れたり踏み込んだりする、という点において「フィールドワークと同じである」という事を、勿論僕含めオタクは意識しなければいけない。また、現代においてそれらはネット空間も含まれることがある、とね。

 

もう言われてる気しかしないけれども、

 

「バカオタなら腐るほど来るぞ」

 

と言われないように、ね。

 

 

それじゃ。

 

www.amazon.co.jp

 

P.S 農家が高齢化していることを考えたら、ラブライブ!のキャラは孫娘かもしれないよね。